ベトナム中部における魚の大量死第6報：フォルモサ等に検査が入る（2016/5/6)

ベトナム中部における魚の大量死問題第6報。
5月4日午前7時30分頃、クアンビン省のBo Trach Districtで、浜辺の海水が1.5キロメートルにわたって赤くなっているのが住民によって発見された。11時頃に海水の色は通常に戻った。地元政府は検査のために海水を採取した。
科学技術省は魚の大量死の原因を探るための国家科学技術委員会を設立した。委員会は、イスラエル、ドイツ、アメリカの専門家を含む100人以上の専門家の支援を受ける。また海水や魚の死骸のサンプルを日本、スイス、アメリカの研究機関に送って検査を行う。
複数省庁と内外専門家からなるワーキンググループは、フォルモサ・ハティン・スチールを含むVung Ang経済区のすべての企業の検査に入っている。
「魚大量死のクアンビン省、海が赤く染まる―赤潮か」ベトジョーベトナムニュース、2016年5月6日。
http://www.viet-jo.com/news/social/160506021949-pic1.html

「魚の大量死、フォルモサなどの工場を検査」ベトジョーベトナムニュース、2016年5月6日。
http://www.viet-jo.com/news/social/160506020425.html

Some 100 scientists helping Vietnam crack fish death mystery: environment ministry, Thanh Nien News, May 5, 2016.
http://www.thanhniennews.com/society/some-100-scientists-helping-vietnam-crack-fish-death-mystery-environment-ministry-61858.html

National science committee to study fish deaths, VietNamNetBridge, May 6, 2016.
http://english.vietnamnet.vn/fms/environment/156031/national-science-committee-to-study-fish-deaths.html